「ふくい桜マラソン」からの便り

さいごのピースが カチっとはまる

2024-02-03から1日間の記事一覧

福井駅前に見る笏谷石

(2024/1/28撮影) 福井駅西口の再開発ビル、工事中の壁が取り払われて、外側前面が見えてきました。前面の上部に立っている長方形のパネルみたいなものが、笏谷石を模したプレートのようです。材質はなんだか分かりませんが、笏谷石の本物ではないことは確…

福井で見かける笏谷石

福井で見かける笏谷石です。順不同で並べます。 福井城址、笏谷石の石垣 福井城天守台の「福の井」(笏谷石の井戸) お堀の側道に雨(雪)に濡れた笏谷石 福井駅から近いところの民家、笏谷石の塀 民家の笏谷石の敷石 福井市米松の天ぷら屋の屋号、笏谷石の…

笏谷石の採石場跡

足羽山には、61カ所の採掘場跡《露天掘り跡22、採掘坑道跡39、2007年調査》が確認されている。かつて笏谷石を産出した足羽山の地下には、現在、長大な「坑道」と、とても地下とは思えないほどの高さと広さを持つ「採石場」跡が存在する。元々、笏谷石は標高…

石切不動

笏谷石の採石場跡の一つである「石切不動」です。素朴な石仏がお祀りされています。

笏谷石(しゃくだにいし)って?

笏谷石(しゃくだにいし)は、約1800万年前の火山活動で降り積もった火山灰が固まってできた「火山礫凝灰岩」(かざんれきぎょうかいがん)である。今から約二千万年前頃、ユーラシア大陸の縁から、のちに日本列島となる陸地が引き裂かれて日本海が生まれた。…

笏谷石採掘の歴史

笏谷石の採掘の歴史は古い、足羽山の「山頂古墳」からは、笏谷石をくり抜いて作られた古墳時代の石棺が見つかっている。言い伝えでは、5世紀後半、「男大迹王(おほどのおおきみ)」(のちの第26代の天皇「継体天皇」=それまでの神話の中の存在ではなく、実…

各地の笏谷石

足羽山で切り出された笏谷石は、足羽川を下って日野川から九頭竜川に合流し、三国に輸送され、三国湊から、北前船などの日本海航路を利用して全国に運ばれた。その寄港地には笏谷石の建材や置物が数多く残っている、という。 「小谷城」、「安土城」、「聚楽…