「ふくい桜マラソン」からの便り

さいごのピースが カチっとはまる

「足羽山」を歩き走りまわる(後編)

「平和塔」からちょっと先にあるのが「足羽山遊園地公園」、その手前に駐車場。
この辺が「くの字」の曲がるあたりになる。

 

足羽山三角点
大塚山古墳

(知ってる人いるんだろうか)駐車場の後ろ側の盛り上がったところが「大塚山古墳」である。古墳の半分が駐車場で削り取られてしまっている。



駐車場の片隅にあるこの登り口が足羽山の三角点への道。

途中の石仏。



5分くらいで到着、ここが三角点。

ここは古墳の頂上でもある。

 

足羽山遊園地公園

ここが「足羽山遊園地公園」の入口。

動物園内部、
山の傾斜地なので、ほとんど坂道ばかりの動物園。

 

動物園を過ぎると、ここから一気に下っていく。



左に降りる道は(下りへの一方通行)、「兎越山」・「おさごえ民家園」方面への道、今日はこのまま直進。



この先の左側の森は、何気ない森だが、ここも大きな古墳跡だ。

柄鏡塚古墳

「遊歩道の傍らに今も残る足羽山唯一の前方後円墳。遊歩道の整備の際に一部削られてしまったが、全体の形の分かる状態でのこっている。上から見た形が柄鏡のような形なのでこの名がついたのだろう。 大きさ 全長約70m 高さ 約5m」(「足羽山古墳マップ」より)

 

 


このあたりが「足羽山唯一の前方後円墳」らしい。

 

 

古墳を左に見て、その先、左手に見えてくるのが、

弘法大師

 

ここで、道が三つに分かれる。
真ん中の道が、霊園の中心部に行く道、左右の道が足羽山から下山していく道。
右へは車で行けるが(下りへの一方通行)、真ん中と左は進入禁止。

 

正面への道。

左へ下山する道、車は✖。

 

右へ下山する道、下りへの一通。

 

正面への道
正面への道は、西墓地への登り坂、しばらく登って行くと、
一番高いとおぼしきところに、慰霊碑。
戦災・震災犠牲者の諸精霊の供養と福井市の復興と世界の平和を祈念して、
塔内には慈母観音像(けやき一木彫像・総丈2m)が安置されていたが、
老朽化する塔の管理を市が担うのに合わせ、政教分離の観点から、
2023年6月、福井大仏のある西山光照寺に移設された。 



このあたりも古墳跡である。

 

慰霊碑の下横に笏谷石の観音石像群。

この先下り道で西墓地公園の中心部へ入っていく。
まわりまわって、笏谷神社への下り道に合流する。

*****

弘法大師堂を右方向へ降りていく道

まずは右への下山道、この道は「笏谷神社」方向へ降りていく。

 



ところどころ笏谷石の採掘跡らしき箇所が、

 

 

このあたりは霊園墓地でもある。


そしてこのあたりの地下には、笏谷石の採石跡の地下坑道&地下洞窟が静かに眠っている。
笏谷石の採石坑道入口跡の「七ツ尾坑道入口」跡が下に見えてくる。

 

七ツ尾坑道入口

 

現在では笏谷石の採掘は行われていない。



「一本義」は、勝山(恐竜博物館があるところ)の酒。




下り坂を降り切った右側が「七ツ尾坑道入口」、左側が

笏谷神社


「笏谷神社」の先が一般道、
この写真で右方向へ約300m行くと、マラソンコース40K地点である。

 

*****

弘法大師堂を左方向へ降りていく道


左への下山道は、「西部緑道」方向・「みどり図書館」方向へ降りていく。

墓地を右に見てつづら折りの下りをおりていく、

足羽山の森の先に、「運動公園」(マラソンコース後半36K~あたり)が見てくる、


饅頭山古墳

降り切ったあたりに突如出てくるのが、これ。

 

 

降りた先にあるのが、「西部緑道」、「みどり図書館」、
そして「運動公園」までが約500m。

 

これで、「くの字」の足羽山を登って降りてきました。
お疲れさまでした。