「ふくい桜マラソン」からの便り

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「西山光照寺跡」

ラソンコース1K地点の「福井大仏」=「西山光照寺」から、ここ一乗谷入口の「西山光照寺跡」に来ています。

一乗谷朝倉氏遺跡資料館」の対面,2022年10月1日に開館予定「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」(註)の向かって左側の道を九頭龍線の線路に向かって、線路渡って、すぐ左へ、その先が「西山光照寺跡」入口です。



駐車場に建っているマップです。


駐車場からちょっと歩きます。



解説の石碑です。



上の石碑は読めますが、これはちょっと小さいので、解読しますと・・

『西山光照寺は当時隆盛を極めた天台宗真盛(しんせい)派の大寺院の一つです。一説には、朝倉一族内の争いに敗れた鳥羽将景(まさかげ)(初代朝倉孝景(たかかげ)の叔父)の菩提を弔うために建てられ、盛舜(せいしゅん)上人によって再興された寺院と伝えられています。

寺跡には、大型の石仏が約40体、向かい合うように並べられています。奥の平坦地には本堂など中心的な建物があったと考えられます。山道を奥に上がると、谷の斜面に墓地跡とみられる平坦地があり、一石五輪塔や石仏が数多く残されています。これらの石塔・石仏は 昭和47~49年の調査によって、340体以上あることが確認されています。 

平成6~7年度に発掘調査、平成9~10年度に整備工事と石仏覆屋の修復工事も実施しました。礎石建物跡を中心に、陶磁器などの優品が出土した地下式倉庫跡や、石組溝、石積施設などを復原しています。南側の石仏覆屋に沿う石垣は西側半分が検出され、補修を加えて整備し、全体の景観を考慮して池の修景も行いました。』


石仏群の全景です。
中央の建物のすぐ後ろ側が、九頭龍線の線路です。



左手前から、時計回りに、石仏をご紹介します。



ここで一周です。

南側全体


北側全体


ここは野外博物館です。《地味にすごい、福井》です。

ここから朝倉氏遺跡の「下城戸跡」へ抜ける道もあります。

ここは、九頭龍線の線路わき、「一乗谷」駅のすぐそばです。




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(註):(県立)「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」
  2022/08/13 愛称が『あさみゅー』に決まりました。
  
朝倉氏の「あさ」と、ミュージアムの「みゅー」を合わせて《あさみゅー》となったようです。