「ふくい桜マラソン」からの便り

さいごのピースが カチっとはまる

福井口駅⇒西開発(3.2K~4K地点)

2022/08/03現在、「ふくい桜マラソン」のコースで、工事中で通れない所が二か所あります。ひとつが10/22に開通予定の「新九頭竜橋」、そして、福井口から西開発(にしかいほつ)に抜ける道です。

福井口から西開発方面に伸びる、工事中の道です。以前ここには、「えちぜん鉄道」の線路が走ってました。

工事の概略の状況を知るために、
下記に、福井市のWEB、「西開発周辺道路整備事業」((都)志比口開発線)について、から「位置図及び交通規制図」を引用させていただきます。

スタートから約3.2K地点、コースは「松本通り」の福井口(註1)です。

道路右側に建っている石碑が「岡倉天心の福井の実家跡の石碑」です。

この先の三つの高架、手前から「JR在来線」、「新幹線」、そして「えちぜん鉄道」の高架をくぐって、

その先をすぐ、左折します。この道ですね。この先がまだ工事中です。



2022/08/03現在、まだ工事中ですが、
2022年8月26日15時から開通予定です。

以前、「えちぜん鉄道」が高架になる(仮線での高架・2015年9月(註2))前、この先には、「えち鉄」が勝山方面に行く線路が通っていました。上の画面、右に行く高架が、勝山方面に行く高架です。

下の写真は、左折する直前の現在の松本通りですが、以前ここには「えち鉄」の踏切があり、真ん中の「新幹線」の高架の下あたりに「福井口駅」の駅舎がありました。
真ん中の高架が「新幹線」、左が「JR在来線」、右が「えち鉄」の高架です。



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(この後の福井口駅福井駅付近の2003年の画像はWebサイト『区間駅ネットワーク』様の画像を、了解の上使用しております。)

下の画像は、2003年の「えち鉄の踏切」あたりです。奥に見えてる高架は「JR在来線」です。
現在の「えち鉄」の高架がある方から「JR在来線」の高架方向(西方向、マラソンコースとは逆方向)を見ています。


「JR在来線」の高架下から東方向(マラソン走行方向)を見ています。

ラソンコースはこの先をすぐ左折ですが、この頃はそんな道は有りません。

上の画像の左側に「福井口駅」の駅舎がありました。
現在の「新幹線の高架」の下あたりです。

踏切側から見た福井口駅の構内です。

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現在の「福井口駅」は、上の写真の反対側、松本通りから見て右側の「えち鉄」の高架の下にあります。この奥突き当りが現在の「福井口駅」入口です。

福井駅を出た「えちぜん鉄道」は、ここ「福井口駅」で三国港方面(海へ向かう)と勝山方面(山に向かう)に分岐します、ここは乗換駅でもあります。
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昔の勝山線から三国線への乗り換えは、電車を降りて、駅構内の踏切を渡って、違うホームへ乗り換えていました。現在は、同じホームの向かい側の電車への乗り換えとなっています。

2015年、取り壊し前の旧福井口駅舎です。

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現在の西開発への道は、まだ通行止めです。
前方の赤白のタワーは西開発・福井NTTの通信塔です。

歩きなので、さらに先に行きます。

ちょっと先に、「えちぜん鉄道」の本社、そして「車両基地」です。コースのすぐ左にあります。
この上の高架は「えち鉄」の三国方面に行く高架です。

車両基地です、「キーボ」もいます。



NTTに向かっていきます。

まだこの辺は工事中です、左手の高架は「新幹線」です。

この先、素直に、既存の道を直線で行けばいいと思うのですが・・・

なんか、素直に真っすぐ行かないで、NTT方向、右方向に曲がって行くんですね~~


その先の北に向かって行く道路とつなげたいんでしょうね・・

ここで工事個所は終了です。

ここで、スタートから約4Kとなります。

以前は、「えち鉄」の線路があったところに新しい道が作られ、そこがマラソンのコースになっています。

 

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2012/02/02 当ブログ管理人撮影)
大雪でラッセル車出動の福井口駅です。
ラッセル車は昭和24年製の《テキ512》、まだ現役のようです。
勝山線の除雪が終わって、これから三国線の除雪に向かいます。



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(註1):福井口

昔は「志比口」(しひぐち)という、東京の下町もんには難易度が高い地名でした、今でも町名としては残っています。駅名も昔は「志比口駅」でした。
「志比」、漢字を素直に発音すれば《し》《》となります、えちぜん鉄道勝山永平寺線に「志比堺」という駅があって、えち鉄の駅名表示が《Shiizakai》となっています、《し》《》となってます、さらにもうちょと勝山駅寄りの駅に「下志比」という駅があり、こちらは《Shimoshii》となっています、こちらも《し》《》です。えち鉄表記では「志比」《しい》です。他はどうなんでしょうか?福井口駅の近くの福井志比口郵便局は、《ふくいしひぐちゆうびんきょく》となっていて、《しひ》です。「下志比駅」の近くにある志比郵便局は《しひゆうびんきょく》となって、《しひ》です。郵政省系は《しひ》です。「志比」の地名は、現在の永平寺町吉田郡)あたり、九頭竜川中流南岸域の荘園「志比荘」から由来していて、福井城下から志比へ向かう出入口という意味で「志比口(福井口)」です。その地元の永平寺町ですが、「志比小学校」が《しひしょうがっこう》、役所の「上志比支所」が《かみしひししょ》、など地元では《しひ》のようです。《しひ》が一般普通で、えち鉄が特別なようです。どちらかと言えば《しい》がいいやすいんですが、地元の人も《しい》と言ってるように聞こえるのですが、《》と《》の分別がつかない東京下町もんの耳は全くあてにはなりませんので、この件、継続して調査中とします、えち鉄に聞いてみなきゃ・・・

(2022/10えち鉄の聞いてみましたよ・・

以前に運行されていた京福電気鉄道時代から駅名をそのまま引き継いでおりますので、

大変申し訳ございませんが正確なところは分かりかねます。

との、わけのわからない、ご返事でした。
知ってる方は知ってますが、えち鉄の前身の「京福電気鉄道」は2000年~2001年、半年間で2度にわたり正面衝突事故を起こし、廃線。その後、紆余曲折があり、2003年に第三セクタで「えちぜん鉄道」として再生したのでありますが・・・。

》《》問題は、さらに継続して、納得できるまで、調査中であります。

 

(註2):仮線での高架

仮線というのは、《新幹線の高架》です。
福井では、新幹線が開通する話が仮決まりの時に、福井駅付近に、早々と新幹線用の高架を作ちゃったんですね。(この辺の細かい事情は知りませんが)いつ新幹線が福井に来るかわからないのに、しっかり高架をつくっちゃんたんです!!
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2003年福井駅周辺

左側の白い建物が「JR在来線福井駅」、真ん中が「新幹線の高架」、右側の平屋の建物が「えちぜん鉄道福井駅」です。
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えちぜん鉄道」が高架化される工事の時、まだまったく利用されていない《新幹線高架》を一時借りて、ここに「えち鉄」の仮高架線を通させてもらって、すぐとなりに、「えち鉄」の高架線の工事をさせてもらう、完成後、仮の新幹線高架から移行するということになったのであります。ここに、《新幹線用の高架》に地方鉄道の「えち鉄」の電車が一時的にでも走るという、信じられない前代未聞の歴史的な事件?が起こったわけであります。

(2018/05/26 当ブログ管理人撮影)
画面右側の電車が、《新幹線高架》を間借りしている、「えち鉄」の車両で、電車の右側に近接している白い建物が《JR福井駅の駅舎》で、左側の茶(赤)色い建物が工事中の完成まじかの《高架の「えち鉄」福井駅舎》です。(2018/6月23日に新幹線高架の「間借り」「えち鉄」福井駅が、「えち鉄」
新駅舎の福井駅に移行しています)
見ての通り、JR在来線と「えち鉄」に挟まれて、《新幹線・福井駅ホーム》は、北陸新幹線でも一番簡潔シンプルな《1面2線》のホーム構成になっています。いろいろ事情はあったんでしょうが、《1面2線》は、日本の新幹線の駅では唯一だそうです!!《地味にすごい、福井駅

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