「ふくい桜マラソン」からの便り

さいごのピースが カチっとはまる

路面電車が走る「フェニックス通り」(約1.5K地点)

「裁判所」のある交差点、東西に走るマラソンコースの「さくら通り」と直交して南北に走っているのが「フェニックス通り」です、路面電車の「福井鉄道」が走ります。
この先、マラソンコースは線路のある道路を跨いで、「さくら通り」を東に進むことになります。

交差点の右側(南側)約500mが、スタート地点です。
交差点の左側(北側)約900mが、福井鉄道の北の終点の田原町駅です。

この低床の路面電車は、福井市田原町駅と、この交差点から見たら南(右側)の、鯖江(さばえ)、武生(たけふ)方面を結んでいます。この交差点付近で電車は一般車道を走ってますが、もう少し南に行くと、専用軌道を走るようになります。

路面電車が走ってるってことは、全てのランナーがこの交差点を渡り終わるまで(2時間くらい?)路面電車は通行止めってことですね、たまにはこんなことがあってもよろしいのでは。

上の電車のカラーは福井鉄道(愛称:「福鉄」)のメインカラーですが、最近はいろんな色&デザインの電車が走ってます。






この黄色い電車は、愛称:「キーボ」です。
「福鉄」ではなく「えちぜん鉄道」(「えち鉄」)の車両です。
なんで「福鉄」に「えち鉄」の電車が?と思いますが、2016年3月より「福鉄」と「えち鉄」がこの先の田原町で相互乗り入れがされてます。ので、こんなことになってます。

「キーボ」は、一日3往復、相互乗り入れしています、「福鉄」の車両も、一日6往復、乗り入れています。異なる鉄道会社の間で、路面電車が互いに乗り入れるのは全国初、だそうです。

下の電車は、「福鉄」の相互乗り入れの車両、愛称:「FUKURAM(フクラム)」です。(ピンぼけですいません)

 





田原町から、マラソンコース約24K地点の九頭竜川土手の「中角」(なかつの)駅の一つ先の「鷲塚針原」(わしずかはりばら)駅(田原町から6つ目の駅)まで乗り入れています。

「えち鉄」の車両は、JRと同じで低床ではありません、乗り入れる低床車両は「えち鉄」の従来のホームが使えません!!ので、「えち鉄」側では低床のホームを追加で作っています。従来のホームの先に低いホームを作るか、左右に別に作るかしています。

田原町駅から三つ目の「八ツ島」(やつしま)駅です。

普通の高さのホームの先に低いホームがあります。

こんなことになってるのは、全国で「えち鉄」だけでしょう。これも《地味にすごい、福井》の一つでしょうか。
ただし、中角駅だけは、駅が土手のすぐわきにあり、低床用のホームが作れず、田原町からの低床の直通電車(「キーボ」&「フクラム」)は止まり(止まれ)ません。コースの下見などで中角駅に行く方は、ご注意ください。(田原町などで、えち鉄の電車に乗ってください)

 

フェニックス通り」を田原町を越えて道なりに5Kほど行くと(2022年10月22日開通予定の「新九頭竜橋」の下流側の「九頭竜橋」で九頭竜川を渡ります)、マラソンコースの中間点のJR森田駅に出て行きます。

約1.5K地点、「フェニックス通り」、通過です。